共働き家庭の朝は、戦場です。
自分の準備、子どもの支度、朝ごはん、そして保育園の送り——限られた時間に全部を詰め込む、あの毎朝の慌ただしさ。わが家もそうでした。
そんな中で、わたしは保育園の「送り」を自分の担当にしました。最初は「妻の負担を少しでも減らせれば」という軽い気持ちでしたが、やってみたら、想像以上にいいことだらけだったんです。
この記事では、2歳の娘を育てる共働きの父親が、保育園の送りをパパ担当にして起きた変化を正直に書きます。「朝の送り、どっちがやる?」で悩んでいる共働き家庭の参考になれば嬉しいです。
そもそも「送り」をパパ担当にした理由
きっかけは単純で、朝は妻より自分の方が少しだけ時間に余裕があったから。夕飯の記事でも書きましたが、わが家は「その時できる方がやる」を基本に、担当を固定しています。夕飯まわりは妻が多い分、朝の送りはわたしが引き受ける——そんな役割分担です。
でも実際にやってみると、これは「負担の肩代わり」なんかじゃなくて、むしろパパにとってのご褒美時間でした。以下、良かったことを3つ紹介します。
良かったこと①:朝が「娘との大事な二人時間」になった

一番の発見がこれです。保育園までの道のりが、娘と二人きりの、かけがえのない時間になりました。
手をつないで歩きながら、昨日あったことを話したり(まだ単語ですが)、道端の花や車を指さしたり。ほんの十数分ですが、この時間があるだけで、その日一日の気持ちが違います。
共働きだと、平日に娘とゆっくり関われる時間は貴重です。だからこそ、この朝の送りの時間は、わたしにとって仕事前の”充電タイム”になっています。娘の顔を見て送り出すと、不思議と「よし、今日も頑張るか」という気持ちになれるんです。
良かったこと②:保育園の様子を自分の目で見られる安心感
送りを担当すると、保育園の中の様子を自分の目で確認できます。これが想像以上に大きい。
担任の先生がどんな雰囲気の方か、一緒に通っている他の子たちがどんな様子か、教室はどんな環境か——ママから聞くだけでなく、自分で見て把握できると、「娘はここで日中を過ごしているんだ」という実感と安心感がまるで違います。
父親は、どうしても保育園と接点を持ちにくい立場になりがちです。でも送りを担当すれば、自然と保育園という「娘のもう一つの世界」に関われる。これは父親にとって、地味だけど本当に価値のあることだと思います。
良かったこと③:先生への感謝が、娘への愛情に還ってくる

そしてもう一つ、わたしが大事にしているのが、送りのときに担任の先生へ直接、感謝を伝えることです。
「いつもありがとうございます」「昨日は◯◯を教えてくれてありがとうございました」——ほんの一言ですが、これを続けています。
きれいごとに聞こえるかもしれませんが、実感として、親が先生と良い関係を築いていると、その温かさは子どもへの接し方にも還ってくると感じています。先生も人間ですから、感謝を伝えてくれる家庭の子には、自然と目が向くもの。何より、親が先生を信頼している姿を見せることは、娘の「保育園は安心できる場所」という気持ちにもつながるはずです。
送りは、単に子どもを預ける作業ではなく、先生との信頼関係を築く貴重な接点でもあるんです。
そして、妻にも感謝される
忘れてはいけないのが、送りを担当することで、妻が朝に少し余裕を持てるという効果です。
その時間で自分の身支度をゆっくりできたり、たまった家事を片付けられたり。「送りを任せられるから助かる」と感謝されると、こちらも嬉しい。朝の分担がうまく回ると、夫婦の空気そのものが良くなります。
朝の「どっちがやる?」の無言の探り合いがなくなるだけでも、共働き家庭の平日はずいぶんラクになります。
まとめ:送りは「負担」じゃなく「特権」だった
保育園の送りをパパ担当にして分かったことを、まとめます。
- 朝が娘との二人時間になり、仕事前の充電になる
- 保育園の様子を自分の目で見られて安心できる
- 先生への感謝が、娘への良い接し方に還ってくる
- 妻に余裕が生まれ、夫婦の空気が良くなる
「送り」と聞くと面倒な家事タスクの一つに思えるかもしれません。でもわたしにとっては、平日に娘と深く関われる、数少ない”特権”でした。
もし今、朝の送りをどちらが担当するかで迷っているなら、パパが引き受けてみることを本気でおすすめします。負担を減らすつもりが、いつのまにか自分が一番の恩恵を受けている——そんな朝が、待っているかもしれませんよ。

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